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  • 2026.5.21

【日本人は歯が悪い人が多い!?】インプラント治療が大変になる理由について解説!

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こんにちは。沖縄県那覇市おもろまちにあるナハデンタルです。

本日は、『日本人は歯が悪い人が多いため、インプラント治療を行う際に大変になることが多い』というテーマについて解説いたします。

日々の診療の中で、インプラント治療をご希望される患者さまの多くが、すでに歯や顎の骨に大きなダメージを受けているケースを数多く経験しています。

本記事では、その背景や原因、そして早期対応の重要性について、歯科医師の視点からわかりやすくご説明いたします。

日本人は歯を失うリスクが高い?

日本では、むし歯や歯周病によって歯を失う方が依然として多く、インプラント治療を必要とするケースが少なくありません。

定期的なメンテナンスの受診率が欧米諸国に比べて低いことや、「できるだけ自分の歯を残したい」という意識が強いことが、その一因と考えられます。

もちろん、天然歯を保存することは非常に重要です。しかし、保存の見込みが低い歯を無理に残すことが、結果的にインプラント治療を難しくしてしまうこともあります。

【予後不良の歯を残すことのリスク

まず最初にお伝えしたいのは、状態の悪い歯を長期間残しておくことは必ずしも良い選択ではないという点です。

感染した歯を放置すると、細菌が周囲の骨に広がり、顎の骨が徐々に吸収されてしまいます。

インプラント治療では、インプラント体をしっかりと支えるために十分な骨の量と質が必要ですが、骨が吸収してしまうと、そのままではインプラントを埋入できない場合があります。

このようなケースでは、骨造成(GBRやサイナスリフトなど)と呼ばれる追加の外科処置が必要となり、治療期間の延長や費用の増加、患者さまの身体的負担の増大につながります。

【根管治療後の歯と骨吸収の関係

特に注意が必要なのが、根管治療(歯の神経の治療)を行った歯です。

根管治療後の歯は、再感染や歯根破折などにより予後不良となることがあります。

その結果、歯の周囲に慢性的な炎症が生じ、レントゲンやCTで確認すると骨が大きく吸収しているケースも少なくありません。

このような状態になると、インプラント治療を行う際に十分な骨が確保できず、追加の治療が必要になる可能性が高くなります。

早期に適切な診断を行い、保存が難しい場合には抜歯を検討することが、結果的に患者さまにとって最良の選択となることもあります。

日本特有の医療制度が与える影響

実は、このような問題は日本特有の医療制度とも関係しています。

日本では保険診療制度により、比較的低い費用で歯科治療を受けることができます。

そのため、保存の見込みが低い歯に対しても、繰り返し治療を行いながら長期間維持しようとするケースが少なくありません。

一方、海外では歯科治療の多くが自費診療であり、治療費は日本よりも高額になる傾向があります。

例えば、アメリカでは根管治療に20万~30万円以上かかることが一般的であり、物価が比較的低いフィリピンでも10万円前後の費用が必要とされます。

そのため、予後が不良と判断された歯については、無理に保存するのではなく、抜歯とインプラント治療を早期に選択するケースが多く見られます。

このような違いから、日本では結果的に骨の吸収が進行し、インプラント治療がより複雑になる傾向があります。

感染源としての悪い歯と全身への影響 状態の悪い歯は、単に口腔内の問題にとどまらず、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

感染した歯の周囲では慢性的な炎症が生じ、炎症性サイトカインなどの物質が血液を介して全身に広がります。 近年の研究では、歯周病や慢性炎症が以下のような全身疾患と関連していることが報告されています。

・糖尿病

・心血管疾患(心筋梗塞・脳梗塞)

・誤嚥性肺炎

・早産・低体重児出産

・骨粗しょう症

このような観点からも、予後不良の歯を無理に残すのではなく、適切な時期に治療方針を見直すことが重要です。

インプラント治療を成功させるために大切なこと

インプラント治療を成功させるためには、以下のポイントが重要です。

1. 早期診断と適切な治療計画

歯科用CTを用いた精密検査により、骨の量や質、感染の有無を正確に評価することが重要です。

2. 保存か抜歯かの適切な判断

天然歯の保存は大切ですが、長期的な予後を考慮し、無理な保存を避けることがインプラント成功への近道となります。

3. 定期的なメンテナンス

インプラント治療後も、定期的なメンテナンスを行うことで、長期的な安定性を維持することができます。

沖縄県那覇市おもろまちのナハデンタルの取り組み

沖縄県那覇市おもろまちのナハデンタルでは、患者さま一人ひとりの口腔内の状態を丁寧に診査・診断し、最適な治療計画をご提案しています。

歯科用CTによる精密検査を行い、骨の状態や感染の有無を正確に把握することで、安全で予知性の高いインプラント治療を提供しています。 また、患者さまに十分な説明を行い、ご理解とご納得をいただいた上で治療を進めることを大切にしています。

インプラント治療をご検討中の方や、現在の歯の状態に不安をお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

【まとめ】

▶︎ 日本人は、保存の見込みが低い歯を長期間残す傾向があるため、インプラント治療を行う際に骨の吸収が進行し、治療が複雑になるケースが多く見られます。

特に根管治療後の歯や慢性的な感染を伴う歯は、インプラント治療の難易度を高める要因となります。

▶︎ 予後不良の歯を無理に残すことは、口腔内だけでなく全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。

そのため、早期の診断と適切な治療方針の決定が非常に重要です。

沖縄県那覇市おもろまちのナハデンタルでは、専門的な知識と経験をもとに、患者さまに最適なインプラント治療をご提供しております。インプラントや歯の保存についてお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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