- その他
- 2024.1.4
災害時のお口の手入れについて
もしもの時のお口の健康、大丈夫でしょうか?
新年早々、大規模な地震がありましたね
能登半島地震にて被災された地域の方々にお見舞い申し上げます
私は2011年の東日本大震災当時、宮城県仙台市におりましたが、避難所でのお口の健康が大きな問題となっていたことをよく覚えています。
大規模災害時における避難所での集団生活では、偏った食生活やストレスによる免疫力の低下で歯周病が急性化したり、親知らずの周りの歯茎が腫れやすくなったりします。
そして、ライフラインの断絶により水不足となると、歯磨きやうがいなどの口腔清掃がおろそかになってしまいます。
口腔内を清潔に保てない場合、口臭の原因となるだけではなく、誤嚥性肺炎などの呼吸器感染症が増加すると言われています。
実際に、阪神・淡路大震災における「関連死」の割合を調べたところ最も多かったのは肺炎だったとわかっています。災害時における口腔健康管理の大切さがよくわかる結果ではないでしょうか?
下記に
避難生活の際のお口(くち)のお手入れについて、大切なことが掲載されている厚生労働省のホームページを記載させていただきます
参考になさってください
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000122257.html