- その他
- 2023.2.10
睡眠時無呼吸 について
閉塞性睡眠無呼吸 について
いびきや不眠、日中の眠気、夜間頻尿などといった症状はありませんか。
それらの原因は睡眠時に生じる呼吸の停止、いわゆる閉塞性睡眠無呼吸症候群(OSA)による症状かもしれません。
閉塞性睡眠無呼吸症候群(OSA)
原因:肥満、首が太い、タバコ、小顎症 など
症状:いびき、呼吸の停止、日中の眠気、不眠、夜間頻尿、集中力の欠如、イライラする、
関連:高血圧、糖尿病
実は、閉塞性睡眠無呼吸症候群(OSA)は歯科とも関係があり、歯科医院での治療で改善することがあります。
ESS という問診票に答えていただくとどの程度の症状があるのか、日常生活における眠気の評価することができます
口腔内の診査事項としては、舌の肥大、軟口蓋の過長、口蓋扁桃の肥大、歯列の狭窄、下顎後退位、過蓋咬合などが挙げられます。
これらの診査、診断をした上で治療をしていきます。
歯科での治療は主にマウスピースで行います。マウスピースで下顎を前方に牽引し、沈下した舌根を引き上げ気道を広げることでいびきや無呼吸を防止することができます。
しかしマウスピース治療にも、唾液過多、顎関節の違和感、歯の圧迫、歯列の変化、補綴の脱落などといった副作用があるので注意しましょう。
閉塞性睡眠無呼吸症候群(OSA)は自覚がなく、気づいていない方が多いので、今一度ご家族や周りの方に、睡眠時に症状が出ていないかどうかを確認してもらい
少しでも気になる症状がある方は問診してもらうといいかもしれません。