- その他
- 2022.7.7
インプラントを長く持たせるために必要なこと
インプラントをずっと良い状態でキープするには？
当院のインプラント治療には保証制度がありますが、インプラントを長く保たせていくには、患者さん自身のセルフケアが最重要となります。
インプラントになってしまったということは天然の歯を失ってしまったということになるわけですが
その原因を考えてみると、外傷（事故などでぶつけてしまった）や先天的に歯が無かった場合を除いて、セルフケアに問題があり、歯周病や虫歯になってしまった場合がほとんどとなります。
インプラントは虫歯にはなりませんが、汚れ＝プラーク・歯石（細菌の塊）を放置していると歯周病になってしまいます。
当院では”なぜインプラントになってしまったのか？”という根本的な原因に着目し
ただ、歯が無いところにインプラントを埋入するだけではなく、セルフケアの方法をしっかり習得できるまで
トレーニングさせていただきます（練習すれば皆さんお上手になっています）
歯をきれいに保つのは意外と難しく、ほとんどの方は練習が必要となります
またなるべく汚れがつきにくいジルコニアセラミックというセラミックの素材をほとんどのインプラント治療で使用
しています。天然の歯よりも汚れがつきにくいです。
症例 右下６番目にインプラント治療をした方のメインテナンス
右下６番目にインプラントで歯を作ってほしいという患者さん
インプラントの手術当日に仮歯の装着まで行いました（即時荷重と呼ばれる最新の方法です）
インプラントに最終的なセラミック（ジルコニア）を装着して数ヶ月後、、、メインテナンスとなります
まず赤い染め出しを行い、汚れがどこについているか確認してもらいます
右下７番目の根元が染まってましたのでここの磨き方を覚えていただきます
インプラントの上部構造（セラミック・ジルコニア）はほとんど染まっていませんね
汚れがつきにくい材質であることがわかるかと思います
インプラント
本体：２５万円（別途、上部構造の費用がかかります）
リスク：メインテナンスをしないと歯周病になる可能性
