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- 2025.6.30
顎の骨が少なくてインプラント治療が難しいと言われた方へおすすめのインプラントとは

■顎の骨が少なくてインプラント治療が難しいと言われた方へおすすめのインプラントとは
皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
インプラント治療を希望される患者様の中には、「顎の骨が少ないため、インプラントは難しい」と他院で診断された方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在のインプラント治療では、骨が不足している場合でも、さまざまな方法を用いて対応できるケースが増えています。
本記事では、なぜ顎の骨が少ないとインプラント治療が難しくなるのか、骨造成を行うことでインプラントが可能になるのかについて詳しく解説します。また、他院で治療が難しいと診断された方も、当院なら対応できる可能性がありますので、ぜひ一度ご相談ください。
▼骨の不足でインプラントが難しくなる理由
インプラント治療では、チタン製のインプラント体を顎の骨に埋め込み、それを土台として人工歯を装着します。そのため、インプラント体をしっかり固定するためには、一定量の骨の厚みや高さが必要です。
しかし、次のような理由で顎の骨が不足している場合、インプラント治療が難しくなることがあります。
- 歯の喪失による骨の吸収
歯を失うと、顎の骨にかかる刺激が減少し、次第に骨が吸収されてしまいます。特に、長期間歯を失ったまま放置していると、骨が大きく減少することがあります。
- 歯周病による骨の破壊
歯周病が進行すると、歯を支える骨が破壊されることがあります。重度の歯周病の場合、骨の減少が著しく、インプラントを埋入できる骨が不足してしまいます。
- 顎の形状や生まれつきの骨量不足
個人差はありますが、生まれつき顎の骨が薄い方もいらっしゃいます。また、下顎の奥歯の部分には神経が通っているため、骨の高さが足りないとインプラントの埋入が難しくなることもあります。
▼骨造成を行うことでインプラント可能に?
骨が不足している場合でも、骨造成(こつぞうせい)を行うことでインプラント治療が可能になることがあります。骨造成とは、骨が不足している部分に人工骨や患者様自身の骨を移植し、骨の厚みや高さを増やす治療方法です。
- サイナスリフト・ソケットリフト
上顎の奥歯の骨が不足している場合、上顎洞(サイナス)を押し上げて人工骨を補填する「サイナスリフト」や「ソケットリフト」という方法を用いることがあります。これにより、骨の高さを確保し、インプラント治療が可能になります。
- GBR(骨誘導再生法)
GBR(Guided Bone Regeneration)とは、特殊な膜を用いて骨が再生するスペースを確保し、人工骨や患者様自身の骨を移植する方法です。時間をかけて骨が再生されることで、インプラントを埋入するのに十分な骨を確保できます。
- 骨移植
患者様自身の骨を他の部位(例えば顎の一部や腰の骨)から採取し、不足している部分に移植する方法です。大きく骨が不足しているケースでは、この方法が用いられることがあります。
骨造成の方法は患者様の状態によって異なりますが、これらの方法を組み合わせることで、多くのケースでインプラント治療が可能になります。
▼他院でインプラントできないと言われた方へ
「顎の骨が足りない」と診断され、インプラント治療を諦めてしまった方も、当院なら対応できる可能性があります。
当院では、CT撮影を用いた詳細な診断を行い、骨の状態を正確に把握します。その上で、必要に応じて骨造成を行い、安全にインプラント治療を進めることができます。
また、当院では経験豊富な歯科医師が一人ひとりの患者様に適した治療計画を立案し、最適なインプラント治療を提供しています。他院で治療が難しいと言われた方でも、最新の技術を活用し、可能な限り対応させていただきます。
▼まとめ
顎の骨が不足していると、インプラント治療が難しいと診断されることがあります。しかし、現代の歯科医療では、骨造成などの技術を活用することで、多くのケースでインプラント治療が可能になっています。
特に、サイナスリフトやGBR、骨移植などの方法を用いることで、骨の厚みや高さを確保し、インプラントを安全に埋入できるようになります。他院で「インプラントは難しい」と診断された方でも、当院なら対応できる可能性がありますので、まずはお気軽にご相談ください。