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- 2025.5.26
歯がない状態で歯医者に行くのは恥ずかしい?歯医者で行う治療とは?

■歯がない状態で歯医者に行くのは恥ずかしい?歯医者で行う治療とは?
皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
「歯がない状態で歯医者に行くのは恥ずかしい」と感じる患者様は少なくありません。しかし、歯科医院は歯の健康を守るための場所であり、歯がないことを責めたり、笑ったりすることは決してありません。むしろ、患者様の悩みを解決するために最適な治療を提供することが私たちの役目です。
そこで本記事では、歯がない状態を治療する方法として、ブリッジ、入れ歯、インプラントの3つの選択肢について詳しく解説します。また、近年人気が高まっているインプラント治療についても、メリットを中心にご紹介します。歯を失ってお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
▼歯がないことを笑う歯医者はいません
歯がないことで受診をためらう患者様が多いのは事実です。しかし、歯科医師としてお伝えしたいのは、私たちは患者様を助けるために存在しているということです。歯を失う原因は虫歯や歯周病、事故などさまざまです。どんな理由であっても、恥ずかしがらずにご相談ください。
歯がない状態が長く続くと、隣の歯が傾いてしまったり、噛み合わせが悪化したりする可能性があります。また、食事の際にしっかりと噛めないことで、胃腸に負担がかかることもあります。そのため、できるだけ早めに治療を始めることが大切です。
▼歯がない状態を治療する方法
歯を失った場合、治療方法として「ブリッジ」「入れ歯」「インプラント」の3つの選択肢があります。それぞれの特徴を解説します。
◎ブリッジ
ブリッジとは、失った歯の両隣の歯を削り、その上に人工の歯を橋渡しのように装着する方法です。
【ブリッジのメリット】
・自然な見た目に仕上がる
・比較的短期間で治療が完了する
・保険適用可能な場合がある
【ブリッジのデメリット】
・健康な隣の歯を削る必要がある
・支えとなる歯に負担がかかる
・歯のない部分の骨が痩せる可能性がある
◎入れ歯
入れ歯は、取り外しが可能な人工の歯です。部分入れ歯と総入れ歯の2種類があります。
【入れ歯のメリット】
・手術が不要で比較的簡単に作れる
・保険適用で費用を抑えられる
・取り外して清掃が可能
【入れ歯のデメリット】
・慣れるまで違和感がある
・噛む力が天然の歯に比べて弱い
・装着時にズレたり外れたりすることがある
◎インプラント
インプラントは、顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。
【インプラントのメリット】
・自然な見た目と噛み心地を実現
・隣の歯を削らずに済む
・顎の骨が痩せるのを防ぐ
【インプラントのデメリット】
・手術が必要
・費用が比較的高額
・治療期間がブリッジよりは長い
▼インプラントの人気が高まっている理由
近年、インプラント治療を選ぶ患者様が増えています。その理由として、次のような特長が挙げられます。
◎天然の歯と変わらない噛み心地
インプラントは顎の骨と結合するため、しっかりと固定され、食事の際の違和感がほとんどありません。固いものもしっかり噛めるため、食生活の満足度が向上します。
◎審美性が高い
人工の歯は天然歯と見分けがつかないほど自然に仕上がります。特に前歯を失った場合、見た目の美しさを重視する患者様に適した治療法です。
◎周囲の歯に負担をかけない
ブリッジのように健康な歯を削る必要がなく、入れ歯のように隣の歯に負担をかけることもありません。結果として、他の歯を長持ちさせることができます。
◎顎の骨が痩せるのを防ぐ
歯を失うと、歯の根がなくなることで顎の骨が次第に痩せてしまいます。しかし、インプラントは骨と結合するため、骨の吸収を防ぐことができます。
このような理由から、インプラントは多くの患者様に選ばれています。ただし、顎の骨の状態や全身の健康状態によっては適応できない場合もあるため、まずは歯科医師に相談することが大切です。
▼まとめ
歯がない状態で歯科医院を受診するのは恥ずかしいと感じるかもしれませんが、歯科医師は患者様の健康を第一に考えています。歯を失ったままにしておくと、食事や発音だけでなく、他の歯や顎の骨にも悪影響を及ぼす可能性があります。早めに治療を受けることで、健康的な口元を取り戻せます。
失った歯の治療方法にはブリッジ、入れ歯、インプラントがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。特にインプラントは、自然な見た目や噛み心地を重視する方におすすめです。