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  • 2025.4.29

歯周病で歯が抜ける?対処法と原因を徹底解説!

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■歯周病で歯が抜ける?対処法と原因を徹底解説!

皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。

歯周病は、日本人の成人の約8割がかかっているともいわれる病気です。初期段階では自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行してしまうことが特徴です。放置すると歯を支える骨(歯槽骨)が溶け、最終的には歯が抜け落ちてしまうこともあります。

そこで本コラムでは、歯周病で歯が抜けるメカニズムや、歯を失った場合の治療法について詳しく解説します。さらに、歯を根本から回復できる唯一の方法であるインプラント治療のメリットについても紹介します。歯の健康を守るために、ぜひ最後までお読みください。

▼歯周病で歯が抜けるメカニズム

歯周病は、歯と歯茎の間に細菌が繁殖し、炎症を引き起こすことで進行します。初期段階では歯茎の腫れや出血が見られる程度ですが、進行すると歯槽骨が破壊され、歯を支える力が弱くなります。その結果、歯がぐらつき、最終的には抜け落ちてしまいます。

◎歯周病の進行について

歯周病の進行は主に以下のステップで進みます。

歯肉炎(軽度):歯茎が赤く腫れ、歯磨きの際に出血しやすくなります。
歯周炎(中等度):歯を支える歯槽骨が溶け始め、歯茎が下がって歯が長く見えるようになります。
重度歯周炎:歯槽骨が大きく失われ、歯がぐらぐらして抜けるリスクが高まります。

歯周病が進行する原因は、プラーク(歯垢)や歯石の蓄積、不適切な歯磨き、喫煙、糖尿病などが挙げられます。適切な予防と早期治療が重要です。

▼歯周病で歯が抜けた時の対処法

歯が抜けてしまった場合、以下の3つの方法で機能回復を図ることができます。

  1. ブリッジ

ブリッジは、抜けた歯の両隣の歯を削り、人工の歯を橋渡しする治療法です。固定式で違和感が少なく、比較的短期間で治療が完了します。ただし、健康な歯を削る必要があり、支えとなる歯に負担がかかる点がデメリットです。

  1. 入れ歯

入れ歯は、取り外し可能な人工歯を装着する方法です。部分入れ歯や総入れ歯があり、比較的費用が抑えられます。ただし、違和感を覚えることがあり、定期的なメンテナンスが必要です。

  1. インプラント

インプラントは、顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する治療法です。自然な噛み心地を得られ、周囲の歯に負担をかけることなく機能回復が可能です。

▼歯根から回復できるのはインプラントだけ

ブリッジや入れ歯は、歯の欠損を補う方法ではありますが、歯根まで回復するわけではありません。一方、インプラントは顎の骨に直接固定されるため、天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができます。

インプラントのメリット

天然歯に近い噛み心地:骨に固定されるため、しっかり噛むことができ、食事の制限が少なくなります。

周囲の歯への負担がない:ブリッジのように隣の歯を削る必要がなく、健康な歯を守ることができます。

顎の骨の維持:歯根が失われると顎の骨が痩せることがありますが、インプラントは骨に刺激を与え、骨の吸収を防ぎます。

ただし、インプラント治療には一定の治療期間が必要であり、外科手術を伴います。そのため、歯科医師としっかり相談し、自分に合った治療法を選ぶことが重要です。

▼まとめ

歯周病が進行すると、最悪の場合、歯が抜け落ちてしまいます。しかし、適切な対処をすることで、機能回復は十分に可能です。ブリッジや入れ歯も選択肢の一つですが、歯根から回復できる唯一の方法はインプラントです。インプラント治療は、天然歯に近い噛み心地を取り戻し、周囲の歯への負担を軽減できる点が大きなメリットです。

歯周病を予防するためには、毎日の正しい歯磨きと、定期的な歯科検診が不可欠です。歯が抜ける前に、早めの対策を心がけましょう。歯周病やインプラント治療についてのご相談は、那覇市久茂地のナハデンタルまでお気軽にお問い合わせください。

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