- インプラント
- 2025.7.28
■歯がない時の歯磨き:口腔内を清潔に保つコツ

こんにちは、沖縄県那覇市のナハデンタルです。
歯を失った場合、「もう歯磨きは必要ない」と思われる患者様もいらっしゃいます。しかし、歯がない部分があっても、口腔内の清潔を保つことは非常に重要です。歯がない状態のままケアを怠ると、口腔内の細菌が繁殖しやすくなり、歯茎の炎症や口臭の原因になることがあります。さらに、歯が抜けたまま放置すると、噛み合わせのバランスが崩れ、残っている歯に負担がかかるリスクも高まります。
そこで本記事では、歯がない時の口腔ケア方法や、放置するリスク、そして適切な治療法について詳しく解説していきます。歯を失ったとしても、しっかりとしたケアと適切な治療を行うことで、健康な口腔環境を維持することができます。
▼歯がない時の歯磨きの方法
歯がない部分がある場合でも、口腔内の清潔を維持することが重要です。歯がないことで、歯茎の粘膜に食べかすや細菌が付着しやすくなり、炎症や感染のリスクが高まるからです。以下のポイントを意識してケアを行いましょう。
1. 歯がない部分のケア
歯が抜けた部分には歯がないため、ブラッシングが不要と思われがちですが、歯茎に付着した汚れを取り除くために清掃が必要です。歯ブラシの毛先を優しく歯茎に当て、円を描くようにマッサージしながら磨きましょう。柔らかめの歯ブラシを使用すると、歯茎に優しく刺激を与えることができます。
2. 残っている歯のケア
歯が抜けた部分の周囲にある歯は、より重要な役割を担います。失った歯の分まで負担がかかるため、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。通常の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを活用して、しっかりとケアを行いましょう。
3. 口腔ケア用品の活用
・歯ブラシ:柔らかめのものを選び、歯茎を傷つけないようにしましょう。
・マウスウォッシュ:抗菌作用のある洗口液を使用すると、口腔内の細菌を減らす効果が期待できます。
・舌ブラシ:舌の汚れも口臭の原因となるため、定期的に清掃しましょう。
▼歯がない状態を放置するリスク
歯がない状態を放置すると、以下のようなリスクが発生します。
1. 残っている歯への影響
歯が抜けると、周囲の歯がその隙間を埋めようと移動し、噛み合わせが崩れることがあります。また、残った歯に過剰な負担がかかり、歯の寿命が短くなる可能性があります。
2. 顎の骨の吸収
歯が抜けた部分の顎の骨は、刺激がなくなることで徐々に吸収され、やせ細っていきます。これにより、将来的に入れ歯やインプラントが適応しにくくなることがあります。
3. 咀嚼力の低下と消化器への影響
歯がない状態が続くと、しっかりと噛めなくなり、消化器官に負担をかけることがあります。また、十分に噛まないことで、食事の満足感が低下し、食生活の質が下がる可能性もあります。
▼失った歯はインプラントで治療するのがおすすめ
歯を失った場合の治療方法として、入れ歯やブリッジ、インプラントがありますが、より自然な噛み心地を得られるのがインプラントです。
1. インプラントの特徴
インプラントは、チタン製の人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。天然の歯に近い噛み心地を再現でき、見た目も自然な仕上がりになります。
2. インプラントのメリット
・周囲の歯に負担をかけない:ブリッジのように隣の歯を削る必要がありません。
・骨の吸収を防ぐ:顎の骨に刺激を与えることで、骨の吸収を抑える効果が期待できます。
・噛む力が強い:入れ歯よりもしっかりとした咀嚼力を確保できます。
3. インプラント治療の流れ
インプラント治療は、まず口腔内の診断を行い、適応可能かどうかを確認します。その後、手術で人工歯根を埋め込み、数ヶ月間の定着期間を経て、人工歯を装着します。個々の状態により治療期間は異なりますが、適切なケアを行えば長期間にわたって快適に使用できます。
▼まとめ
歯がない状態でも、口腔内の清潔を維持することは健康のために欠かせません。歯がない部分の歯茎のケアや、残っている歯をしっかりと守ることが大切です。また、歯を失ったまま放置すると、噛み合わせの問題や顎の骨の吸収など、様々なリスクが生じるため、早めの対策が求められます。
那覇市久茂地のナハデンタルでは、患者様一人ひとりに合わせた適切な治療をご提案しています。口腔ケアやインプラント治療についてお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
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