- インプラント
- 2025.5.29
【徹底解説】インプラント治療で使用するサージカルガイドとは?

【徹底解説】インプラント治療で使用するサージカルガイドとは?
皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
インプラント治療を検討されている方の中には、「サージカルガイド」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。インプラント治療は、失った歯の機能を回復するための優れた治療法ですが、正確な位置にインプラントを埋入することが重要です。その精度を高めるために用いられるのが「サージカルガイド」です。
今回はそんなインプラント治療におけるサージカルガイドの特徴やメリットについて詳しく解説いたします。また、当院でもサージカルガイドを用いた治療に対応していることをご紹介し、安全で精密なインプラント治療を受けるためのポイントについてお伝えします。
▼インプラントのサージカルガイドとは?
サージカルガイドとは、インプラント手術の際に使用する補助装置の一つで、患者様の口腔内の形状を元に作成されるマウスピースのような器具です。CT撮影によるデータをもとに3Dプリンターなどを用いて精密に作成され、インプラントを埋入する位置や角度、深さをガイドする役割を果たします。
通常、インプラントの埋入は歯科医師の経験と技術に頼る部分が大きいですが、サージカルガイドを使用することでより正確な位置決めが可能となり、成功率の向上につながります。特に、骨の状態が複雑な場合や、重要な神経や血管の近くにインプラントを埋入する際には、より高い精度が求められるため、サージカルガイドが大いに役立ちます。
▼サージカルガイドを使用するメリット
- 治療の精度が向上
サージカルガイドを使用することで、CTデータを基にインプラントの埋入位置や角度を事前にシミュレーションし、それを正確に再現できます。そのため、誤差が少なく、骨に適切な位置にインプラントを埋入できるため、長期的な安定性が高まります。
- 手術時間の短縮
従来のフリーハンドによる手術に比べ、サージカルガイドを使用すると手術の手順が明確になり、スムーズに施術が進みます。これにより、患者様の負担が軽減され、治療の安全性も向上します。
- 低侵襲な手術が可能
サージカルガイドを使用することで、歯茎を大きく切開せずにインプラントを埋入できるケースが増えます。これにより、術後の腫れや痛みが少なくなり、回復も早まるため、患者様にとってより快適な治療となります。
- 神経や血管へのリスクを軽減
下顎のインプラント埋入時には、下歯槽神経という重要な神経が走っているため、その位置を正確に把握しながら施術を行う必要があります。サージカルガイドを用いることで、神経や血管を避けながら正確にインプラントを埋入できるため、術中のリスクを最小限に抑えられます。
▼当院ではサージカルガイドを用いたインプラント治療を実施しています
那覇市久茂地のナハデンタルでは、患者様の安全性と治療の成功率を高めるため、最新のサージカルガイドシステムを導入しています。
当院では、まずCT撮影を行い、患者様の骨の状態や神経の位置を詳細に分析します。そのデータをもとに、コンピューター上で最適なインプラントの埋入位置をシミュレーションし、精密なサージカルガイドを作成します。これにより、手術時の誤差を最小限に抑え、より確実なインプラント治療を提供することが可能です。
▼まとめ
インプラント治療において、正確な埋入位置の決定は成功のカギを握ります。その精度を向上させるために活用されるのがサージカルガイドです。サージカルガイドを使用することで、治療の精度が向上し、手術時間が短縮され、術後の負担も軽減されます。また、神経や血管へのリスクを最小限に抑えられるため、安全性の高い治療が可能になります。
那覇市久茂地のナハデンタルでは、サージカルガイドを用いたインプラント治療を提供しており、患者様にとって最適な治療計画をご提案いたします。インプラント治療を検討されている方は、お気軽にご相談ください。安全で確実な治療を通じて、皆様のお口の健康をサポートいたします。