- インプラント
- 2025.3.24
入れ歯が噛めない、ずれる、不愉快な場合の治療方法について

■入れ歯が噛めない、ずれる、不愉快な方へ対処法をご紹介
皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
「入れ歯を使っているけれど、しっかり噛めない」「話していると入れ歯がズレる」「食事のたびに入れ歯が外れる」などのお悩みを抱えていませんか?
入れ歯は失われた歯の機能を補う大切な治療法ですが、使用感に不満を感じる方も多いのが現実です。入れ歯が噛みにくい、ズレる、外れるといった問題には、それぞれ原因があり、適切な対処をすることで改善できることもあります。また、入れ歯に満足できない方にはインプラントという選択肢もあります。
今回はそんな入れ歯が使いにくい理由とその対策、さらにインプラントによって入れ歯の欠点がどこまで解消できるのかについて詳しく解説します。
▼入れ歯が使いにくい理由
入れ歯がしっかり噛めない、ズレる、外れるといった問題には、いくつかの原因があります。
- 入れ歯がしっかり噛めない理由
入れ歯は天然歯とは異なり、歯根がないため噛む力が大幅に低下します。総入れ歯の場合、噛む力は天然歯の約20〜30%程度しか発揮できません。そのため、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を噛むのが難しくなります。
また、歯茎と入れ歯の密着度が低いと、しっかりとした噛み心地が得られません。入れ歯の土台となる歯茎の状態や顎の骨の形状によっても、噛む力に差が生じます。
- 入れ歯がズレる・外れる理由
入れ歯がズレたり外れたりする原因の一つは、顎の骨が痩せることです。歯を失うと、顎の骨は徐々に吸収されていきます。入れ歯は顎の骨の形に合わせて作られるため、時間の経過とともにフィット感が悪くなります。
部分入れ歯の場合は、残っている歯に金具をかけて固定しますが、支えとなる歯に負担がかかるため、歯の動揺が進み、結果的に入れ歯の安定感が低下することもあります。
また、入れ歯の形状や咬み合わせが適切でない場合も、ズレやすくなります。特に、入れ歯の作製時に咬み合わせがしっかり調整されていないと、使用中に違和感を覚えたり、外れやすくなったりします。
▼インプラントなら入れ歯の欠点をすべて解消できる?
入れ歯に不満を感じている方にとって、インプラントは有力な選択肢の一つです。インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込むことで、天然歯に近い機能と見た目を取り戻せる治療法です。
- 噛む力の回復
インプラントは顎の骨に直接固定されるため、入れ歯と比べて噛む力が大幅に向上します。一般的に、インプラントは天然歯とほぼ同等の噛む力を発揮できるため、硬い食べ物や粘着性のある食べ物でも問題なく食べられるようになります。
- ズレない・外れない
インプラントは顎の骨と結合するため、しっかり固定され、入れ歯のようにズレたり外れたりする心配がありません。食事中や会話中に違和感を覚えることも少なくなり、快適に過ごせます。
- 顎の骨が痩せにくい
入れ歯を使用すると、顎の骨が徐々に痩せていきますが、インプラントは骨に刺激を与えるため、骨の吸収を抑える効果が期待できます。これにより、長期間にわたって安定した口腔環境を維持することができます。
- 見た目が自然
インプラントは、セラミックなどの審美性に優れた人工歯を使用できるため、見た目が非常に自然です。入れ歯のように金具が見えることもなく、自信を持って笑顔を見せられるのも大きなメリットです。
▼まとめ
入れ歯が噛みにくい、ズレる、外れるといった問題は、使用するうちに多くの方が経験する悩みです。これらの問題は、入れ歯のフィット感や咬み合わせの調整、適切なメンテナンスによって改善できることもあります。しかし、入れ歯に不満を感じ続ける場合は、インプラントが有力な選択肢となります。インプラントは、噛む力の回復、安定性の向上、顎の骨の吸収抑制、審美性の向上といった点で、入れ歯に比べて多くのメリットがあります。当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせた治療法をご提案いたしますので、入れ歯に関するお悩みやインプラント治療についてのご相談は、お気軽に当院までお問い合わせください。