- インプラント
- 2025.3.20
インプラント治療は何歳まで受けられるのか?年齢制限は?→何歳でも受けられます

【年齢制限はある?】高齢者でもインプラント治療は受けられる?【何歳まで?】
皆さん、こんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
インプラント治療に興味がある方の中には、「高齢になってもインプラントはできるの?」「年齢制限はあるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと多みます。若い頃に比べて歯や骨の状態が変化するため、高齢になると治療が受けられないのではないかと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
実はインプラント治療に年齢の上限はありません
そこで本コラムでは、インプラント治療の年齢制限について解説し、何歳まで受けられるのか、そして治療を受ける際に重要となる条件について詳しくご説明します。高齢になってもインプラント治療を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
▼インプラント治療の年齢制限について
インプラント治療には、年齢的な下限があります。一般的に、骨の成長が完了していない未成年の患者様にはインプラント治療は推奨されません。顎の骨の発育がまだ不完全な場合、インプラントが適切に固定されない可能性があります。そのためインプラント治療の適応年齢は通常、18歳以上とされています。
一方で、インプラント治療に年齢的な上限はありません。つまり、高齢になっても治療を受けることが可能です。インプラントは入れ歯やブリッジに代わる選択肢として、多くの高齢の患者様に選ばれています。ただし、高齢になると骨の状態や全身の健康状態が個々に異なるため、事前の検査と診断が重要となります。
▼インプラント治療は何歳まで受けられる?
結論からいうと、インプラント治療は何歳になっても受けることは可能です。実際に、80代・90代の患者様でもインプラント治療を受けているケースは多数あります。近年では、医療技術の進歩により、インプラント治療の成功率は向上しており、高齢の患者様でも安心して治療を受けられるようになっています。
▼大切なのは顎の骨と全身の健康状態です
インプラント治療を受ける際に最も重要なのは、年齢ではなく、顎の骨の状態と全身の健康状態です。
◎顎の骨の状態
インプラントを埋入するには、十分な骨量が必要です。加齢に伴い、歯を失った部分の骨が痩せてしまうことがありますが、骨造成を行うことでインプラントを埋入できる可能性があります。またall on 4 という方法では痩せた骨でも骨造成無しでインプラントを埋入できる可能性があります。そのため、骨密度や骨量を評価するCT検査が治療前に行われます。
◎全身の健康状態
糖尿病、高血圧、心疾患などの全身疾患がある場合、インプラント治療の成功率に影響を与えることがあります。特に糖尿病のコントロールが不十分な場合、傷の治りが遅くなり、インプラントの定着に影響を及ぼすことがあるため、事前に医科との連携が必要です。
また、喫煙もインプラントの成功率を下げる要因の一つです。喫煙は血流を悪化させ、インプラントの結合を妨げるため、禁煙を推奨しています。
このように、年齢以上に顎の骨と全身の健康状態がインプラント治療の適応に関わってきます。事前の検査をしっかり受け、ご自身の健康状態を考慮した上で、治療を進めることが大切です。
▼まとめ
インプラント治療は、未成年では顎の骨の成長が完了していないため、一般的に18歳以上が適応となります。一方で、高齢の患者様に対する年齢的な上限はなく、70代・80代・90代の方でもインプラント治療を受けることができます。
もしインプラント治療を検討されている場合は、まず歯科医院で詳しい検査を受けることをおすすめします。当院では、患者様一人ひとりの状態を丁寧に診断し、最適な治療方法をご提案いたします。お気軽にご相談ください。