- インプラント
- 2024.12.7
インプラント治療の『術前診断』
皆さんこんにちは。那覇市久茂地のナハデンタルです。
今回はインプラント治療を成功させるために必要な『術前診断』についてご紹介します。
この記事では、診断でチェックされる項目とその目的について分かりやすくご説明します。
はじめに
インプラント治療を希望される患者様から下記のような質問をよくいただきます。
- 「インプラント治療を考えているけれど、自分のお口や体の状態で本当にできるの?」
- 「他院で骨が少ないからインプラント治療はできないと言われたけど諦めた方が良いですか?」
- 「SLE(全身性エリテマトーデス)の既往があるけどインプラント治療はできますか?」
上記のような不安を皆様も抱えていませんか?
患者様への医療面接(インタビュー)と診査診断がインプラント治療の成功に必要不可欠です。
当医院はのインプラント治療では、要望やが求めている治療内容や、生活する上で何にお困りなのかしっかり十分にお伺いした上で治療を進めますのでご安心ください。
お話を伺った上で診断に必要な項目を確認させていただいています。
これから「インプラント治療の術前診断」についてご紹介させていただきます。
なぜ術前診断が重要なのか?
インプラント治療の成功を左右するのは術前の準備です。
ここでは診断の重要性についてお伝えします。
◉治療の安全性を確保するため
手術中や術後のトラブルを防ぐためには、事前のリスク評価が大切です。
例えば骨が薄い場合にそのまま手術を行うと、インプラントが安定しない可能性があります。全身疾患の既往がある場合、術前に対応が必要なことがあります。
◉個別に合った治療計画を立てるため
お口やお顔のバランスや全身の健康状態は人それぞれ違います。
診断を基に、最適な治療方法やインプラントの種類、手術のタイミングをご希望に合わせて決めます。
- 術前診断で確認される主な項目
◉お口の中の状態
歯や歯茎の健康状態を見て歯周病や虫歯がないか、残っている歯はどこに何本あるのかをチェックします。歯茎に炎症がある場合は、インプラント手術の前に治療を行う場合もあります。
噛み合わせの状態を確認します。インプラントが適応できる咬合・歯列状態かチェックします。
◉骨の量と質
インプラントを支える顎の骨がしっかりしているかどうかは診断項目の中でも特に重要です。エックス線写真(パノラマ・CTスキャン)を使い、以下のようなことを確認します
・骨の高さや厚み
・骨密度(硬さ)
※骨が不足している場合は、骨を補う処置(サイナスリフト、ソケットリフトやGBR)が必要になることもあります。
サイナスリフトの中にクレスタルアプローチ(ソケットリフト)、ラテラルアプローチが分類されます
◉口腔内写真・顔貌写真
写真を一緒に見ながら今後の治療について分かりやすく確認することができます。
◉全身の健康状態
・高血圧かどうか確認します。
(お薬を飲んでコントロールされているのであれば問題ありません)
・骨粗鬆症などでビスフォネート製剤を服用していないか確認します。
・糖尿病や心疾患がある方、血液をサラサラにする薬を服用している方は、治療の進め方を調整することがあります。
・お薬や金属アレルギーの有無の確認をします。
・SLEの既往がある場合, 術前にお薬の量を変更することがあります。
術前診断の流れ
術前診断の流れを簡単にご紹介します。
【無料カウンセリング】
◉問診
これまでの病歴や生活習慣、現在の健康状態についてお聞きします。
◉お口の検査・確認
歯周病や虫歯の有無、歯列や咬合の状態、開口量やスマイルラインをチェックします。
◉画像検査
エックス線写真(パノラマ・CTスキャン)で骨の状態を確認します。これにより、インプラントをどの位置に埋入するかの計画が立てられます。
まとめ
インプラント治療の成功には、術前の診断が大切です。お口や全身の状態をしっかり確認し、安全で安心できる治療計画を立てることで、インプラントを長く快適に使うことができます。
そして, 診断結果に基づいて治療計画を立てる際に、患者さまのご希望やライフスタイル考慮します。に合わせたインプラント治療が可能となります。
「手術後、どのくらいで食事ができるようになるか知りたい」
「費用や支払い方法についても詳しく相談したい」
「どのくらいの期間で終了するのか知りたい」
「自分と似たような症例があるか知りたい」
こういった疑問やご要望は全て無料カウンセリングにて回答できます。
「私にインプラントは合うのかな?」とお悩みの方は、ぜひ一度診断を受けてみてください。
丁寧にヒアリングしながら、あなたにぴったりの治療方法をご提案します。
一緒に美しい笑顔を取り戻しましょう!