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  • 2026.2.26

■「硬いものが噛めない」そんな人に見てほしい「噛む力」と健康寿命の深い関係

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皆さん、こんにちは。沖縄県那覇市のナハデンタルです。年齢を重ねると「硬いものが噛みにくい」と感じる方が増えてきます。おせんべいやお肉、漬物など、これまで普通に食べられたものが噛みにくくなると、食事の楽しみが減るだけでなく、栄養バランスの乱れや全身の健康にも影響を及ぼします。近年の研究では、噛む力の低下が認知症やフレイル(虚弱)などのリスクと関係していることもわかってきました。本コラムでは「なぜ硬いものが噛めなくなるのか」「噛む力が健康寿命とどう関わるのか」をわかりやすく解説し、改善につながる治療の選択肢についてご紹介します。

▼硬いものが噛めない理由

①歯の喪失

硬いものを噛むには、しっかりとした歯と噛み合わせが必要です。虫歯や歯周病で歯を失うと、噛む力は大きく低下します。特に奥歯を失うと噛む面積が減少し、硬い食材をすりつぶすことが難しくなります。入れ歯を使用している患者様でも、天然歯と比べて噛む力は2〜3割程度にとどまるといわれています。

②歯茎や顎の骨の変化

歯を支える歯茎や顎の骨が痩せると、入れ歯が安定せず硬いものを噛む際に痛みが出ることがあります。特に総入れ歯の場合、骨の吸収が進むと入れ歯が合わなくなり、噛む力の低下につながります。

③噛み合わせの乱れ

歯並びの不正や歯のすり減り、片側でばかり噛む習慣などにより、噛み合わせが崩れることも原因です。噛み合わせが悪いと力が分散できず、硬いものを効率よく噛めなくなります。

④筋力の低下

加齢や疾患によって咬筋(こうきん)などの筋肉が衰えると、噛む力自体が弱まります。これは全身の筋力低下と同じく「サルコペニア」の一部として考えられており、健康寿命に直結する問題でもあります。

▼噛む力と健康寿命に関係がある?

①噛むことは脳を刺激する

噛む動作は単に食べ物を砕くだけでなく、脳に多くの刺激を送っています。硬いものをしっかり噛むことで血流が増え、脳の働きが活発になります。逆に噛む力が衰えると、認知症リスクが高まると報告されています。

栄養状態の悪化

噛む力が弱いと食べられる食品の種類が限られ、柔らかい炭水化物に偏りがちです。その結果、タンパク質やビタミン・ミネラルが不足し、筋力や免疫力の低下を招きます。これがフレイルや要介護状態の一因になります。

③全身疾患との関連

噛む力の低下は糖尿病や肥満、動脈硬化とも関係があるといわれています。噛む回数が減ると満腹中枢が刺激されにくく、食べ過ぎや血糖値の急上昇につながることもあります。

◎インプラントで健康寿命を延ばしましょう

失った歯を補う方法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントがあります。その中でもインプラントは顎の骨に人工歯根を固定するため、天然歯に近い噛む力を取り戻せるのが大きな特徴です。

入れ歯に比べて硬い食材も噛みやすく、食事の楽しみが増すだけでなく、しっかり噛むことで脳や全身の健康にも良い影響を与えます。また、隣の歯を削る必要がなく、顎の骨が刺激を受けるため骨吸収の予防にもつながります。

ただし、インプラントはすべての患者様に適応できるわけではありません。骨の量や全身疾患の有無、口腔衛生管理の状態などを考慮して判断が必要です。気になる方はまず歯科医院で精密検査を受け、ご自身に合った治療法を相談されることをおすすめします。

▼まとめ

噛む力は食事の満足度だけでなく、脳の健康や全身の機能維持に深く関わっています。「硬いものが噛めない」という状態を放置すると、認知症やフレイルのリスクが高まり、健康寿命を縮めてしまうこともあります。歯を失った場合でも、適切な治療により噛む力を取り戻すことは可能です。特にインプラントは天然歯に近い機能回復が期待でき、健康寿命の延伸に貢献します。気になる症状がある方は、早めに歯科医院でご相談ください。

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