• インプラント
  • 2026.1.5

■インプラントに使用される素材チタンの特徴と安全性

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皆さん、こんにちは。沖縄県那覇市のナハデンタルです。インプラントの本体部分(フィクスチャー)に用いられている金属は「チタン」です。チタンは歯科だけでなく、医療分野全般に広く使用されており、安全性の高さが評価されています。しかし、なぜ数ある金属の中からチタンが選ばれているのでしょうか。本コラムでは、チタンという素材そのものの特徴と、インプラント治療でチタンが用いられる理由についてわかりやすく解説していきます。

▼チタンの特徴について

チタンは周期表で22番に位置する元素で、軽量でありながら強度が高いことが大きな特徴です。鉄やアルミニウムと比べても耐久性に優れており、航空機や宇宙開発などの分野でも利用されているほどです。

1. 軽さと強度のバランス

チタンは比重が鉄の約60%と軽い一方で、強度は鉄に匹敵します。このため「軽くて丈夫」という理想的な特性を持ち、体内に埋め込まれるインプラントにおいても患者様に負担をかけにくい素材といえます。

2. 優れた耐食性

チタンは表面に自然に「酸化被膜」を形成するため、錆びにくく腐食に強いという性質を持っています。この酸化被膜は非常に安定しており、体液や唾液といった水分環境でも劣化しにくい点が、長期間お口の中で機能するインプラントに適しています。

3. 生体適合性の高さ

チタンは人体に対して毒性がなく、アレルギーを起こしにくいとされています。さらに、骨と直接結合する「オッセオインテグレーション」という性質を持っており、これがインプラント治療における大きな利点となっています。骨としっかり結びつくことで、天然の歯に近い安定感を実現できるのです。

▼インプラント治療でチタンが使われる理由

では、具体的にインプラント治療においてチタンがなぜ選ばれるのでしょうか。

1. オッセオインテグレーションによる高い安定性

チタンは骨と直接結合する特性を持っており、これによりインプラントは顎の骨に強固に固定されます。天然の歯根と同じように機能するため、噛む力をしっかりと支えることができます。この安定性がなければ、硬い食べ物を噛むときに違和感や痛みが生じてしまいますが、チタン製のインプラントなら自然な噛み心地を得やすいのです。

2. アレルギーのリスクが低い

金属アレルギーを心配される患者様もいらっしゃいますが、チタンは生体親和性が非常に高く、アレルギーの報告は稀です。そのため、アレルギー体質の方にも選択されることが多い素材です。ただし、すべての方に絶対に反応が出ないわけではありませんので、心配な方は事前に検査やカウンセリングを受けることが大切です。

3. 長期使用に耐える耐久性

お口の中は常に唾液や温度変化、咀嚼による強い力にさらされる過酷な環境です。そのような条件下でも、チタンは腐食や摩耗に強いため、インプラントを長期間安定して維持することができます。定期的なメンテナンスを続けることで、10年、20年と長く機能し続ける可能性が高いのも特徴です。

4. 医療分野での豊富な実績

チタンは歯科だけでなく、人工関節や骨固定具、心臓のペースメーカーの部品などにも広く使われています。これは、人体に埋め込んでも安全性が高いことが科学的に裏付けられているからです。長年にわたり世界中で使用されてきた実績が、インプラント治療における安心感を支えています。

▼まとめ

インプラント治療で使用されるチタンは、「軽くて丈夫」「錆びにくい」「骨と結合する」という優れた特徴を持つ金属です。さらに、人体に対して安全性が高く、医療のさまざまな分野で長年にわたって利用されてきた実績があります。これらの性質により、インプラントはしっかりと顎の骨に固定され、天然の歯に近い感覚で噛むことが可能になります。もちろん、治療の成功には定期的なメンテナンスや日常の口腔ケアも欠かせません。当院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせ、安全で長持ちするインプラント治療を行っております。インプラントに関心のある方や素材について不安がある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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