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  • 2025.9.25

【できないこともある?】オールオン4は誰に適しているのか?適応基準とは

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こんにちは、沖縄県那覇市のナハデンタルです。

インプラント治療は、歯を失った方々にとって、自然な見た目と噛み合わせを取り戻すための重要な選択肢の一つです。その中でも、オールオン4は特に注目されています。

ただし、すべての患者さんがこの治療に適しているわけではありません。本コラムでは、オールオン4の適応基準と、どのような方がこの治療を受けられないかについて詳しく解説します。インプラント治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

▼オールオン4の適応基準・適応症

オールオン4は、全顎的に歯を失った方や、残存する歯が著しく損傷している方、残せない歯が大部分である場合に適した治療法です。この治療法では、上下の顎に4本のインプラントを埋入し、その上に固定式のブリッジを装着することで、自然な噛み合わせと審美性を回復します。

オールオン4の適応基準として、まずは顎の骨量が十分であることが求められます。骨が不足している場合でも、骨移植や骨造成術を併用することで治療が可能なことがありますが、これには時間と費用がかかることを考慮する必要があります。ただし、ほとんどの場合、骨移植は必要になりません。また、全身状態が良好であることも重要です。糖尿病や心臓病、骨粗鬆症などの慢性疾患がある場合は、治療前に医師との慎重な相談が必要です。

さらに、オールオン4の適応症としては、長期間にわたり義歯を使用している方、または従来の義歯に満足していない方が挙げられます。従来の義歯では噛み合わせの力が十分に得られず、食事や会話に支障をきたすことが多いですが、オールオン4ではこれらの問題が改善されます。また、審美的な観点からも、自分の歯に近い見た目を再現することができるため、美容的な目的での適応も増えています。

▼オールオン4ができない人

一方で、オールオン4が適さない患者さんもいます。まず、極端に顎の骨量が不足している方は、インプラントの固定が難しく、オールオン4を行うことができない場合があります。また、全身状態が不安定である方も、この治療に適さないことがあります。特に、治療中に出血や感染のリスクが高い方や、免疫力が低下している方は、オールオン4のような大掛かりな手術を受けることが難しいです。

さらに、喫煙者の方は、インプラント治療全般においてリスクが高いことが知られています。喫煙は血流を悪化させ、骨の治癒を妨げるため、インプラントの成功率が低下します。そのため、オールオン4を検討している場合は、禁煙を強く勧められることが多いです。また、歯ぎしりや食いしばりが強い方も、インプラントに過度な力がかかることで破損や脱落のリスクがあるため、治療前にその習慣を改善することが求められることがあります。

最後に、精神的な問題や治療に対する恐怖心が強い方も、オールオン4のような外科的処置を受けるのが難しいことがあります。このような場合には、まずは精神的なケアや、治療に対する不安を軽減するためのカウンセリングを行います。静脈内鎮静法のような手術への恐怖心・不安感を軽くする方法もあるため、その点は歯科医師としっかり相談した方が良いでしょう。必要に応じて別の治療法を検討することも重要です。

▼まとめ

オールオン4は多くの患者さんにとって効果的な治療法ですが、すべての方に適しているわけではありません。治療を検討する際は、適応基準やリスクについて十分に理解し、歯科医師と相談の上で最適な治療法を選択することが大切です。那覇市久茂地のナハデンタルでは、患者さん一人ひとりの状況に合わせた最適な治療をご提案いたします。気になる方はぜひご相談ください。

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